脾虚


脾虚(ひきょ)とは、東洋医学的な脾臓が虚=弱った状態。現代医学とは違い、東洋医学では脾臓の役割はたくさんあります。


脾の役割と症状

⑴気を生成する

脾虚になるとだるさ、疲れやすい、風邪を引きやすく治りにくいなど様々な症状を引き起こすことがあります。

⑵気を上半身に運ぶ

脾虚になるとめまい、ふらつき、呼吸器系や心臓に関する症状が出ることがあります。

⑶下腹部(丹田:たんでん)を元気にする

脾虚になると膀胱炎、トイレが近い、生理障害など下腹部の症状を引き起こすことがあります。

⑷消化器全般を働かせる

脾虚になると食欲低下、胃もたれ、吐き気、下痢、便秘など胃腸に関する症状を引き起こすことがあります。

⑸手足に気を送っている

脾虚になると手足のだるさ、手足の冷えなどを引き起こすことがあります

⑹体内の水分調節を行なっている

脾虚になるとむくみ、湿疹、アレルギーなど水分代謝の悪さからの症状を引き起こすことがあります。


なぜ脾虚は起こるのか?

⑴ストレス(特に落ち込み)

⑵糖分の取り過ぎ

⑶湿度、低気圧

⑷水分の取り過ぎ

⑸体質


自分で出来る対処法

・山芋は脾臓を元気にしてくれる

・ハチミツ湯

・砂糖を取り過ぎない

・お灸