食と病気
現代の病気や体調不良の主な要因は誤った食生活にあります。
ストレスも病気の原因になりますが、誤った食生活によって免疫、自律神経、内臓機能等の異常がベースにある状態でストレスを受けると、病気や体調不良を引き起こし、そもそも人間関係、家庭環境、社会環境などによるストレスがかかった時に怒り、落ち込み、悲しみなど感情が過度に現れて病気や体調不良になるのは、もともとの性格だけでなく、誤った食による感情への影響が大きく関与します。
●病気を誘発する4食材
①小麦(グルテン)
②植物性油
③甘味(砂糖だけでなく甘く感じるもの全て)
④乳製品
●4食材の具体的品目
①小麦(グルテン)
グルテンはモチモチ、フワフワした食感を生む成分。
パン、パスタ、ピザ、お好み焼き、麺類(十割蕎麦を除くラーメン、うどん、焼きそばなど)、お菓子、ケーキ、クッキーなど。
②植物性油
精製した液体の植物性油全て(サラダ油、ごま油、オリーブ油、亜麻仁油、こめ油、ココナッツ油など)、揚げ物全般、炒め物全般、パンやパスタなど生地に練り込んであるの、ドレッシング、マヨネーズ、油揚げ、市販のルー(カレー、シチューなど)、ケーキ、クッキー、チョコレート、アイスクリーム、ホイップクリーム、スナック菓子など。
③甘味
砂糖(黒糖、甜菜糖なども含む)、人工甘味料、果物、品種改良によって糖度が果物並みに高くなった野菜(カボチャ、さつまいも、とうもろこし、トマトなど)、ハチミツ、ジュース類、野菜ジュース、スポーツドリンク、栄養ドリンク、ヤクルト、のど飴など。甘く感じるもの全て。
④乳製品
牛乳、ヨーグルト、チーズ、ラテ飲料、乳成分が入っている食品、プロテイン、豆乳など。
●4食材に共通する弊害
①免疫撹乱物質
免疫に障害をもたらし、免疫低下、免疫過敏、免疫誤作動を引き起こし病気を誘発する。癌、自己免疫疾患、アレルギー症状全てに共通する。
また慢性的な疲労やだるさ、疲れが取れない、風邪を引きやすい、治りにくいなども引き起こします。
②長期毒
フグ毒や食中毒菌など少量でも摂取すると数分から数時間で病気を引き起こすものと違い、長期に継続的に摂取することで病気を引き起こす。その期間は個人差があるが、摂り始めてから15年を目安として、早ければ7、8年、長ければ25〜30年の摂取で発症や発病する。
また近年では新生児、乳幼児、児童など7年未満で発症する場合も多く、これは母親(母胎)が4食材を摂っていることによる。
③中毒性(依存症)
4食材は脳の「快楽報酬系」と言う回路に刺激を与え、中毒症、依存症になってしまう。これは麻薬の回路と全く同じ。
4食材を摂取すると、一時的に幸福感、満足感、気力の充実を感じ、その効果によって過度に美味しく感じてしまう。しかしそれはせいぜい数分から数十分しか持たず、効果が切れると脱力感、虚脱感、気力の低下が起こり、また食べたくなる。食べたくてしょうがなくなり、やめられなくなる。
4食材を止めた方が良いですと言われた時に、
「絶対止められない」「こんなに好きなのになぜ止めなければいけないのか」「止めたら楽しみがなくなる」「止めたら人生損をする」などと思い浮かんだら中毒症状(依存症)になっている状態。
●4食材の個別の特徴的病態
①小麦
小麦に含まれるグルテンは免疫機能を撹乱して正常な働きを阻害してしまう。それにより癌や自己免疫疾患を引き起こす。また腸管の粘膜を傷害する作用がある。これにより腸の症状全般(癌、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、便秘、下痢、腹痛、腹部膨満感、ガス溜まり等)、アレルギー症状全般、その他多岐に渡る。
グルテンは最も免疫障害を起こすものなので全ての病気や体調不良の基礎となる。
②植物性油
植物性油の代謝物が神経(神経痛、神経麻痺、しびれ、パーキンソン病、線維筋痛症など)、血管(心筋梗塞、脳梗塞、認知症、手足の冷えなど)、リンパ(むくみ)、軟骨(リウマチ、手指や膝の変形など)などに障害をもたらし、肝臓、腎臓、腺組織(甲状腺、リンパ腺、前立腺、乳腺、扁桃腺など)、目、耳、各関節などに障害をもたらす。
③甘味
甘味は炎症作用があり関節の痛みや湿疹などを引き起こす。糖尿病だけでなく癌やリウマチなど様々な病気になりやすくなる。
また細胞が「糖化」する。これは簡単に言うと細胞の老化で古い細胞がいつまでも残り、新しい細胞に新陳代謝しにくくなるので、だるさや疲れやすさを生じる。
さらに骨粗鬆症の直接的原因にもなる。
また鬱状態や鬱病、双極性障害など精神疾患の直接的原因になる。
④乳製品
腸の疾患、婦人科疾患(子宮や卵巣、乳がん)、前立腺疾患の直接的原因になる。骨粗鬆症の直接的原因にもなる。
●4食材はどれくらい食べて良いのか
①現在、病気を発症しているか、或いは慢性症状がある場合は全く食べない方が効果が高い。病気や症状がある場合はその人が一生で摂って良い量の限界を超えてしまったためなので、この状態からだと一食摂取するごとに症状の悪化をもたらしてしまう。
例えば今の摂取量を100%とすると、70%減らしても症状が70%軽減するわけではなく、最大で20%ほどの効果に留まる。例えば毎日パンを食べていたのを一週間に2日だけにしても大きな効果は得られない。
100%止めて摂取0にすると効果が100%になり、これを数ヶ月続ければそれだけで症状が軽減し、完全に消えることも少なくない。
②現在健康な人でも将来的なことを考えると極力摂らない方が良い。しかしまだ余裕があるので摂取を0にしなくても良いが、例えば週1回の摂取でも10年摂り続ければリスクは高まる。
●4食材を食べるとなぜ病気になりやすいのか
日本人は古来(縄文時代)から明治の初期まで数千年〜数万年間、小麦、植物性油、乳製品、砂糖(甘味)を摂っていなかったので、これらを安全に消化、分解、吸収、排泄する機能が極端に弱い。ただ短期毒ではなく長期摂取毒なので摂り続けると数年から数十年の間に少しずつ内臓、神経、血管、骨を壊していき、知らず知らずのうちに病気になってしまう。逆に欧米人や中東の人は小麦、植物性油、乳製品を何万年も摂ってきたので、これらを食べても病気になりにくい。
●何を食べたら良いのか
日本人が伝統的に食べてきた食材が良い。
米(出来れば玄米)、味噌(大豆)、魚(特にいわし、サバなどの青身魚)、海藻類(海苔、わかめ、ひじきなど)、貝類、根菜類などを中心に、主に煮物にして食べる。純和食を食べるだけで必要な栄養素は十分補える。
一つの例として「まごは(わ)やさしい」がある。
ま=豆類
ご=ごま
わ=わかめ(ひじき、海苔などの海藻類)
や=野菜(主に根菜類)
さ=魚(いわし、サバなどの青身魚がメイン)
し=しいたけ(きのこ類)
い=いも(じゃがいも、里芋、山芋。サツマイモは糖度が高いので✖️)
・肉について
日本人は血液や血管や神経を作る重要な材料である「飽和脂肪酸」と言う動物性油を大量のあさりやしじみなどの貝類で摂っていました。その名残が貝塚です。しかし現代では国産の貝が少なく、量的にも経済的にも大量の貝を摂取することが出来ないので、その代わりとして肉で脂を摂ると良いです。鳥の胸肉などよりもモモや牛・豚バラなどの脂がある方が良いです。摂りすぎも良くないので、週1〜3回位が目安。
●徹底して「噛む」
よく噛む事で唾液と混ぜることが最重要。唾液の中の消化酵素や免疫細胞であるIgAが少ないと病気の原因になる。したがって食べ物をよく噛まないのはもちろん、野菜ジュースやプロテイン、サプリメントなど噛まないで飲んでしまうものは危険。
基本一口50回、最低30回、100回以上噛めれば良い。食べのもによって硬さが違うので、50回を一つの目安として、内容物がペースト状になるまで良く噛む。
●痩せる(糖新生)
4食材は異常にカロリーが高いので食べ過ぎると太るし、少量の摂取でも体重が減ることはない(健康体ではない)。4食材を抜く食生活にすると高カロリーが減るので、それまでと同じ食事量だと体重が減っていくことがある。この場合、太り過ぎの人は良いが、中肉中背や痩せ型の人は標準体重を下回ってしまうことがある。これは「糖新生」と言って正常なエネルギーを作れなくなっている状態なので改善しなければならない。
まず基本的にBMI(体格指数)で22が最適で、20だと糖新生の傾向があり、19以下になると糖新生を起こしている。
まずBMIが21以下の人は4食材を抜いたら、その分お米を多めに摂る。
BMIが19以下で糖新生を起こしている場合は頻回食と言って、白米を1日5〜6食食べる。朝昼晩の白米食とそれぞれの間に2〜3回おにぎりなどで白米を摂る。そうすると200g〜500g位づつ体重が増えていく。1年間で5〜6kg増えるペースでBMIが21〜22になるまで行う。
●4食材のやめ方
①依存症、中毒症状になっているから止められないので、まずは見ないこと。見ると脳が欲しくなってしまい、自分の意思ではコントロール出来なくなる。なのでテレビで4食材を扱った番組やコーナーを観ない、スーパーのパンやお惣菜のエリアを通らないなど見ることを止める。
②徐々に減らしていくのではなく完全に摂取0にする。徐々に減らそうとすると余計に依存症が強まって止められなくなってしまう。例えばチョコを1日10個食べてたのを5個にする、毎日パンを食べてたの週3日にするなど。
まずはその日1日を目標に一切摂らない。次の日も新たな気持ちでその日1日だけ一切摂らない。これを1日づつ繰り返していく。仮に3日目に挫折して食べてしまっても、次の日からまた0摂取を始める。
まずは1週間続けられると、次の1週間も続けられる。1ヶ月続けられるとそれほど必死に我慢しなくても続けられるようになる。しかも症状が軽くなるのを感じられるので、続けていく意欲が出てくる。中毒症状から脱すると食べたいと言う気も起こらなくなり、なぜあれほど夢中になって食べていたのか不思議になる。止めたからと言って人生損をした気にもならず、むしろ心身の体調が良くなることで、それまでよりも人生を楽しむことができる。
●日本人はなぜ4食材を食べるようになって病気が増えたのか
縄文時代から戦前までの数万年間、4食材を食べてこなかった日本人は大東亜戦争後、アメリカのGHQによって、アメリカ国内で大量に余っていた小麦、植物性油、脱脂粉乳(乳製品)を売り付けられた。PL480条と言う条約で強制的に買わされただけでなく、それを捨てたり他国に売ったりすることを禁じ、「必ず食べなければならない」と言う決まりにされた。アメリカは日本人が4食材を古来より食べていない食材であり、食べると病気になり依存症になって止められなくなることを知っていた。
これらの食習慣がない日本人に無理やり食べさせるために、パン、牛乳、揚げ物をメインとして作った制度が「給食」。
我々日本人はアメリカの金儲けのために、また日本人を病気にして国力を落とし、アメリカ製の薬を売り、アメリカの会社の生命保険に入らせるために4食材を食べさせられ、それが戦後約80年経つ今も続いている。
●4食材の病態の科学的メカニズム
①小麦
小麦に含まれるグルテンは免疫細胞であるTNF-αに誤作動を起こさせる。
TNF-α(腫瘍壊死因子)は体内で約5000個/1日発生する癌細胞を攻撃して死滅させ癌を抑制している。グルテンはTNF-αが癌細胞を攻撃しないよう誤作動を起こさせてしまう。さらに正常な細胞を攻撃してしまう誤作動を誘発し、関節を攻撃するとリウマチ、皮膚を攻撃するとアトピー性皮膚炎、膵臓を攻撃するとⅠ型糖尿病、腸の粘膜を攻撃するとクローン病や潰瘍性大腸炎、神経を攻撃すると各種神経痛やパーキンソン病、筋肉を攻撃すると線維筋痛症、脳細胞を攻撃するとてんかんや精神疾患、認知症を引き起こす。
また癌細胞を攻撃しなくなるだけでなくTNF-α自体を増加させしまうのでそれぞれの病気のリスクが高まる。
②植物性油
全ての植物性油は体内で酸化するとアルデヒドになり、これが神経鞘や血管内皮の脂肪成分を破壊して神経障害や血栓を引き起こす。
また腺組織や腺様組織を詰まらせたり破壊したりするので、乳腺、扁桃腺、甲状腺、リンパ腺、肺腺、前立腺、腎臓、子宮、卵巣、目、耳、皮膚、軟骨などに傷害を与えて病気を引き起こす。
③乳製品
乳製品にはエストロゲンやIGF(インシュリン様成長因子)が多く含まれていて、これらは乳幼児の成長を促す物質で、乳幼児を過ぎてから摂取すると過剰摂取になり乳房、子宮、卵巣、前立腺などの生殖系の臓器に傷害を与えて病気を引き起こす。
またホエイやカゼインなどの乳タンパク質も成人以降に過量摂取すると発癌性が高まる。
さらに乳糖はカルシウムの骨への吸収を阻害し、リン酸が多量に含まれていて、過剰なリン酸を排出するのにカルシウムが必要になるため、骨からカルシウムが抜けてしまい(脱カルシウム反応)、骨粗鬆症の直接的な原因になる。
④甘味
甘い物はAGE(週末糖化産物)を生み出し細胞が老化してしまう。老化した細胞は酸素運搬機能が落ちて代謝が悪くなるので、免疫低下、炎症惹起、疲労感、発癌作用をもたらす。
また血糖値の急速な増加を招き、それを下げるためにインシュリンが分泌される。これを繰り返すと糖尿病になるだけでなく、下がり過ぎた血糖値を正常値に上げるためにグルカゴンやコルチゾールが分泌されるが、この時に臓器や筋肉を壊し(糖新生)、窒素やケトンなどの発癌性を伴う代謝産物が発生しさまざまな病気を引き起こす。
さらに腸内細菌がメンタルに安定に関与する短鎖脂肪酸を生成しなくなってしまい、うつ病や双極障害などの精神疾患を誘発する。
●4食材を抜いた時に良く起こる現象
①様々な好転反応
4食材を抜いた食生活を始めて一定期間経つと(通常は約3ヶ月以降)様々な反応が起こることがあります。それは免疫が正常に戻ったり、体内に蓄積したアルデヒド(植物油の代謝物)が排出されたりすることによる。
便秘(後述)、痩せる(後述)、手やかかとが荒れる、抜け毛、湿疹、トイレが近い、便尿が臭い等。これらは全て排毒反応で、数ヶ月から1年位続くこともある。特にアルデヒドはキッチンの換気扇についている茶色のベトベトした油汚れそのもので、これが内臓や血管、神経やリンパ管、関節や靭帯にこびりついているので、これらが自然に排毒されるのには時間が掛かる。
最も排毒に適しているのが排便排尿、髪の毛に入って抜ける、指先やかかとの角質として排出、首や肘などの薄い皮膚から湿疹として排出など。
②便秘
4食材を摂っている場合、植物性油全般(オリーブオイル等)、果物(バナナ、りんご、キウイなど)、ヨーグルトを食べていると便通が良いと言うパターンがある。これは腸の働きが正常に機能していて快便になっているのではない。上記の食材が「下剤の役割」をしていて、見かけ上快便になっているだけで、本来の腸の機能が働いていないことが多い。したがって4食材を止めると本来の腸の状態が現れてくる。その時に便秘になる場合は上記の食材が単なる下剤であったことが判明する。もちろん快便と勘違いしてこのまま4食材を摂り続けると病気を誘発してしまうので、便秘になった場合は本来の腸の正常な機能に戻す必要がある。
まずは日本人の腸が本来必要としている腸内細菌を摂取する。ぬか漬け、納豆、味噌が良い。ヨーグルトなどの乳成分由来のビフィズス菌などは日本人には合わず病気を引き起こすので絶対に摂らない。
次に腸内細菌の餌を摂る。腸内細菌だけいくら摂ってもそれを腸に定着させるには餌が必要。その餌は食物繊維。海藻類(わかめ、ひじき、のり)、しらたき(特に結びしらたき)、大根(特に切り干し大根)、きのこ類、ごぼう、れんこんを「全て」バランス良く摂る。特に海藻は味噌汁に少し浮いているだけでは全然足りないので、1日に茶碗1杯位の量を3食に分けて摂る。この時も「よく噛んで」摂る。噛まないと腸内に定着しない。
●糖新生(痩せる)
4食材は異常にカロリーが高いので食べ過ぎると太るし、少量の摂取でも体重が減ることはない(健康体ではないが)。4食材を抜く食生活にすると高カロリーが減るので、それまでと同じ食事量だと体重が減っていくことがある。この場合、太り過ぎの人は良いが、中肉中背や痩せ型の人は標準体重を下回ってしまうことがある。これは「糖新生」と言って正常なエネルギーを作れなくなっている状態なので改善しなければならない。
まず基本的にBMI(体格指数)で22が最適で、20だと糖新生の傾向があり、19以下になると確実に糖新生を起こしている。
まずBMIが21以下の人は4食材を抜いたら、その分お米を多めに摂る。
BMIが19以下で糖新生を起こしている場合は頻回食と言って、白米を1日5〜6食食べる。朝昼晩の白米食とそれぞれの間に2〜3回小さめのおにぎりなどで白米を摂る。そうすると1ヶ月で200g〜500g位づつ体重が増えていく。1年間で5〜6kg増えるペースでBMIが21〜22になるまで行う。