2018.5.27山内先生名古屋セミナー

2018.5.27 山内先生名古屋セミナー

30.5.27 山内先生セミナーIN名古屋


テーマ「陰陽」


①万物全ての創造は陰陽の交わり、つまり性的交わりから起こっている。


②この性的交わりの理論を元に大周天至る


東洋医学道教密教など全ての根源は性的交わりを基本とする。


・現在はこの性的交わりの教義は表に出ていない。言うなればこう言った教義や哲学にも右派と左派があり、性的交わりに関する教義は左派とされ、表に出されることなく捨てられてきた。なぜか?


・それは大周天にある。大周天とはいわゆる7つのチャクラが全て繋がったクンダリーニの状態で、全身の感度が敏感になり、物事に頓着しなくなり、多幸感を感じ、周りの出来事を受け入れ、また周りの人間が強制的ではなく自分に従い(例えば自分に向けられていた、或いは他人に向けていた怒りや恨みや妬みなどの感情が薄まり穏やかになる)、いわゆる悟りを開いたように見え、自然と周りを支配してしまう。時の支配者や為政者はこれを求めていた。


・ところが、問題となったのは、この大周天に到達しやすいのは圧倒的に女性に多いこと。男女比で言うと2:8ほどのレベルで圧倒的に女性が多い。さらに大周天に到達する期間が、女性は数ヶ月から12年なのに対し、男性が数十年掛かる。

そうすると、世の中を支配するのは女性になってしまうので、それを嫌った勢力が、これを表に出さなくなったと考えられる。


・例えば男性が大周天に至る方法として一夫多妻の行がある。

7人の女性を相手に11回、12時間以内に7人の女性全てをエクスタシーに至らしめなければならず、これを28日間連続で行なって初めて成功する。一見ハーレムのようでよく思えるが、以上の条件を一つでも達せられなければ失敗となる。非常にハードで苦痛以外の何物でもない。あまりにも過酷な行なので、この代わりとして千日行が生まれた。


・さらに例を挙げると、房中術がある。

これは男が射精寸前の一番快楽がピークの状態で射精を止め、精液を逆流させて元に戻すと言うもの。或いは例えば1回の射精で20cc放出するとする。その時例えば4ccだけ射精してあとは元に戻す。そうすると種火である精子があるので30分くらいで200cc

に戻る。しかしこの術は非常に難しい。



・では、性的交わりの修行でなぜ女性が優位なのか?

1つは男性は精液を放出するのに対し、女性は精液を受け入れるので、男性は必然的に気虚になり、女性は精エネルギーを受け入れるのでエネルギーが満たされていくから。

これは寿命にも関係し、どの民族国家でも女性の方が長寿なのは、このことが根源的に存在する。


・もう一つは女性には男性にないエネルギーラインを持っている。これは任脈と督脈の間、つまり体の真ん中を貫いているラインで、蛍光灯くらい太いラインで、ここが発現するとクンダリーニが起こる。

男はこのラインが無いのでクンダリーニに至りにくい。


・第2のチャクラであるスワーディシュターナは尾骨に存在し(陰部・性器とも言われるが、山内先生は尾骨)、ここには2つの蛇がいると比喩される。一つは男で背骨(督脈)を絡みついて登っていく。もう一つは女で子宮を通って正中ラインを真っ直ぐ登っていく。

これによってクンダリーニに至る感覚が男女で違う。


シヴァ神は男、シャクティ神は女。この交わりがクンダリーニ


・チャクラは開いても何の意味もない。良いことはなく害の方が多い。チャクラは開くのではなく繋いで初めてクンダリーニに到達する。無理矢理な行をするとクンダリーニ症候群と言う取り返しのつかない病気となる。


密教マントラは性的エネルギーの密儀

仏教のスートラは表儀


・クンダリーニに至る過程

⑴男は督脈が微振動を起こす。女は子宮がムズムズする。

⑵下から螺旋を描くようなエネルギーの上昇を感じる。女性は子宮を突き破る感じ。

⑶それが風船が膨らんだようにパンパンに張る

このレベルで性的快感を感じる。あまりの快感にしばらく癖になる。だいたい3週間くらいで慣れて飽きてくる。

⑷その頃に風船がパーンと破裂する感覚を感じる。

もし風船が喉元で膨らんで詰まったら、口を閉じた状態で歯を開き膨らみをもぐもぐ甘噛みすると弾ける。強く嚙み切ろうとせず甘噛みする。

⑸全ての毛穴が開いたようになり、皮膚呼吸している感覚が起こる

⑷毛穴から爽やかな風が出入りしている感覚

⑸何もしてないのに多幸感、ワクワク感を感じる。

⑹幸運が舞い込む。物事に頓着しない。

⑺周りを支配する。