死について

山内先生の話し


・死について


死をリアルに意識し死と向き合うのは通常60歳あたりから。

或いは自身が病気を患ったり、身内が死んだ時からが多い。


死の恐怖は、死ぬ瞬間の肉体的苦しみ、親しい人との隔絶、死後の世界が分からない、これらが主な原因。

自殺は別にして、死ぬ瞬間は苦しくない。眠ったような状態。


死ぬと平均6.45g6.7gの霊魂が肉体から完全に抜けるまで15分位かかる。

そこから天井位の高さでうろうろする。特に角に集まりやすい。1週間位(初七日)それが続き、死んだかもしれないと思う。50日(四十九日)くらいで完全に死んだと認識する。

成仏出来ないタイプの人は、遺体があるうちは戻れる場所があると安心している。ところが荼毘にふされて遺体がなくなると戻るところがないと途端に慌て出す。そして成仏出来ない。


成仏して霊界に行く時、トンネルのようなところを通る。人によっては道のように感じたりする場合もある。絶対的なものではなく、その人の意識が反映する相対的なもの。

トンネルの出口のように遥か先の方に小さな光(出口)が見える。トンネルの横にも光があって脇道が何本もある。しかし脇道に入って寄り道をしないで先の光をまっすぐ目指す方が良い。


自殺は成仏出来ない。それどころか死んでも苦しみは永遠に続く。

例えば首を吊った人は、その苦しみの状態が死んでもずっと続く。唯一楽になれる方法は、似たような波長の人間に憑いて気をもらうこと。でも一時的でまたすぐ苦しくなる。お腹減ってご飯食べるようなもの。またすぐ腹が減り食べるの繰り返し。たまたま力のある霊能者に出会わなければ解放されない。

唯一納得して自殺した場合は上がって行ける。例えば延命を拒否した場合など。