2017.2.17 名古屋

・ここ12年で白黒はっきりしてくる。

人間全体、悪い方をチョイスするか良い方をチョイスするか。


・劇的に効果がある新薬が色々作られていくが、結局は自然療法に行き着く。


・人間は何かを得れば何かを失う。その最も根源的なものが生と死。生を得たということは必ず死ぬということ。

例えば好きな人と結婚できても、時間やお金が制限される。

子供を授かれば、育児に追われて自分の時間がなくなる。

物事はそう言うものだと知ることが大事で、その中でどう生きるかを考える。

さらに例えるなら、手足が不自由な方。生まれつきの場合もあれば事故の場合もある。その時「手足がないことであれも出来ないこれも出来ない」と不満ばかりを言う人と、「この手足が不自由な状態で何が出来るか」を考えて行動する人だと人生の満足度に大きく差が出る。

死ぬ間際の人も同じ。トイレや食事が自力で出来なくなる。その時どう思うかが重要。


・宿命は変えられないこと。つまり過去、今まで生きてきた記録全ては変えることが出来ない。これは宿命。

一方、未来は変えることが出来る。これが運命。何を変えるか?自分の癖を変える。結局うまくいかないのは自分の悪い癖が原因。もしこの癖を全く変えられないなら、それは宿命と言っても過言ではない。しかし変えて行ければそれは運命。占い等が未来を正確に見通せたとしても、それは癖を変えられなかった時。癖を変えれば占いは当たらない。


千日行をする人の70%くらいは、修行をしたくてするのではなく、世間、社会に馴染めず救いを求めて行う。入山し、下山した後人に会うと「あー人っていいなあ」と強く思う。人との関わりが嫌で千日行をしたのに、人の良さを実感する。そのための千日行。初めからそのことが分かっていれば千日行などする必要がない。少なくとも最初に伝えるべき。宗教はそのことを伝えてない場合が多い。


・山内さんがどうしても治したい人が治らなかった。それで「この能力はどうでもいい」と思って結果にこだわらなくなった。

その結果リラックス=力を緩めることをより覚えた。治らなくてもイライラしなくなった。治したい人だけ治したい。

それほど治したいと思わない人が治ってもそれほど嬉しくない。

80過ぎの婆さんの乳がん 治してもそれほど嬉しくない。

リラックス=0になること。0は無と違う。無は何もないが0は何かある。あるんだけど無い。雲のようなもの。あそこにあるのはわかるけど掴めない。

ただ静か。

集中とリラックス。ポイントを見つけるまでは集中し、本線に入ったらリラックス。

イチローや一流ゴルファーなどはボールを捉えるまでは集中し、捉える瞬間は力が抜けてリラックスしている。

山内さんはリラックスするために予約を詰めない。

こちらがリラックスすると患者さんもリラックス。完全に寝てるけど、音は聞こえてる。

術者は寝る寸前がベストで寝てはいけない。


横井先生も山内さんも結果にこだわらずリラックスする。


山内さんは一時期、会うだけで触らず治ることが連続し「俺の能力は凄い」と思ったことがあるが、もう一度その波が来た時、「いや、これは自分の能力じゃ無い。何か(神?)に使われているんだ」と思ったら謙虚になった。二週間くらい。


ある土地に建物建てるのに杭を打ったら、そこの土地の神が、「俺の目に杭を打った。お前の命で償ってもらう」と言って、杭を打った人を殺してしまった。でも、神ならそもそも目に打たれる前に避けるだろと。その土地をいじるなと分からせるだろと。命まで奪わんと。だから神じゃなくて神仏霊的なもの。見返りを求めるタチの悪い力のある霊の仕業。


山内さんの知り合いに「あなたはこのままだと半年後に自殺する。」と警告をしたのに「する訳ないでしょう」と一蹴。山内さんが怒って「じゃあ、自殺しても絶対俺のとこに来るなよ。絶対上げてやらんからな」と言う。その後半年後に車でレンタン自殺で死んでしまう。案の定山内さんにすがりに来るが、「だから言っただろ。上げてやらんからもっと苦しめ」としばらく無視の方針。


自殺、例えば首を吊った人は、その苦しみの状態が死んでもずっと続く。唯一楽になれる方法は、似たような波長の人間に憑いて気をもらうこと。でも一時的でまたすぐ苦しくなる。お腹減ってご飯食べるようなもの。またすぐ腹が減り食べるの繰り返し。たまたま力のある霊能者に出会わなければ解放されない。

唯一納得して自殺した場合は上がって行ける。例えば延命を拒否した場合など。


芸術家はギリギリのところにいる。そうじゃないと芸術は生み出せない。


いたって健康なのにいつ死ぬかと言うことを意識の半分以上を占めたら寿命が短いサイン。

山内さんの知り合いの高校生の子が自分の寿命を3回聞きに来た。MAXでも3ヶ月、早ければ23日と教えると、一週間後に交通事故で亡くなった。ただ友人が、山内さんが寿命を教えたことでそれに引っ張られて死んでしまったと疑念を抱いたので、それ以降寿命を教えるのをやめた。


死と向き合うのは60歳あたりから、あるいは身内が死んだ時からが多い。


死の恐怖は、死ぬ瞬間の肉体的苦しみ、親しい人との隔絶、死後の世界が分からない、これらが主な原因。

首吊り自殺は別にして、死ぬ瞬間は苦しくない。眠ったような状態。


死ぬと魂は6.456.7gになり、肉体からエネルギーが完全に抜けるまで15分位かかる。

そこから天井位の高さでうろうろする。特に角に集まりやすい。1週間位(初七日)。死んだかもしれないと思う。50日(49日)くらいで完全に死んだと認識する。

成仏出来ないタイプの人は、遺体があるうちは戻れる場所があると安心している。ところが荼毘にふされて遺体がなくなると戻るところがないと途端に慌て出す。そして成仏出来ない。


ガンもエネルギー的には移る。続けてガン治療はしない。


人を殺して見たかったなどの猟奇的な犯罪者やその素養を持った人が増える。

このような人間でも13回の輪廻の間に修正される。

しかし、多くの場合、途中で魔界に引っ張られてしまう。

ところが魔界から出られる、或いは魔界に止まれなくなる方法があり、それは自分を好きになること。魔界では真逆の性質だから。


四十肩の患者さんで10°回復して「1回でこれだけ良くなりました」と「これしか良くならないんですか」の人だと人生が違ってしまう。今の状況に文句ばかり言うのではなく、その状態で何が出来るのかを模索し、出来たことに対して感謝をする。これが重要。